『今年もやるってよ』京都タワーお化け屋敷の発想が斜め上で気になる
公式サイトより引用:【2018年7月28日(土)~START】『京都タワー 化け物屋敷』開催のお知らせ|京都タワー Kyoto Tower 公式サイト
こんにちは。京都かみんぐです。
夏真っ盛りで私は夏バテ気味でございますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、そんな暑い夏のイベントとして人気なのはやっぱりお化け屋敷ですよ。京都タワーには昔、お化け屋敷があったそうで実は昨年、30年ぶりに復活しました。
30年ぶりの京都タワーお化け屋敷に味を占めたのか今年も開催されるようです。概要を読んでて思ったのですが発想が斜め上じゃね?と思ったのでちょっとご紹介します。
2018年京都タワーお化け屋敷の概要
『京都タワー 化け物屋敷 ~烏丸通七条下ル東塩小路町上ル上ル 京都田和阿更に上ル~』
- 開催日/2018年7月28日(土)~9月2日(日)
- 開催時間/
平 日 13:00~20:30 (最終入場20:15)
土日祝 12:00~20:30 (最終入場20:15) - 開催場所/京都タワー展望室1階(ビル11階)
公式サイトより引用:【2018年7月28日(土)~START】『京都タワー 化け物屋敷』開催のお知らせ|京都タワー Kyoto Tower 公式サイト
サブタイトルが当て字
そんな京都タワーお化け屋敷なんですがタイトルが『京都タワー化け物屋敷』でサブタイトル(?)が『烏丸通七条下ル東塩小路町上ル上ル 京都田和阿更に上ル』
「烏丸通七条下ル」は京都タワーの住所でしょう。あれ?よく見ると下ルの後、「東塩小路町上ル」っておかしくない?ちゃうやん「上ル上ル」って何よ。
もしかして北に「上ル」ではなくて、物理的に上に「上ル」ってことでしょうか?そしてこれ。「京都田和阿更に上ル」聞いたことない地名だなーって流し見しそうですが京都"田和阿"…「田和阿」って「たわあ(=タワー)」やん。
つまり翻訳(?)こういうことだと思います。
「烏丸通七条下ル東塩小路町上ル上ル 京都田和阿更に上ル」
↓↓↓↓↓↓
「烏丸通七条下ル東塩小路町 (上に)あがるあがる 京都タワー更にあがる」
お笑い芸人がやるってよ
公式サイトの方に詳細は載ってないんですが各ニュースサイトによるとお化け屋敷をお笑い芸人がするらしいです。
本年は趣向を変えて、お笑い芸人による「笑いあり、怖さあり」のお化け屋敷「京都タワー 化け物屋敷」を展開いたします。
出典:京都タワー 化け物屋敷 ~烏丸通七条下ル東塩小路町上ル上ル 京都田和阿更に上ル~京都タワーで7月28日(土)から開催 - SankeiBiz(サンケイビズ)
お化け屋敷に笑いありってどういうことよ。京都タワーさん発想が斜め上すぎて気になります。サブタイトルで遊ぶだけでは事足らずお笑い芸人を起用するとは。
これって売れないお笑い芸人がお化けとかを演じるとかなんでしょうか。むしろ切なくて笑えないです…。
昨年は王道お化け屋敷だったんだよ
今年は何やら斜め上の発想のお化け屋敷を展開するような京都タワーですが昨年は、王道というかちゃんと怖いを全面に押したお化け屋敷でした。タイトルも『京都タワーお化け屋敷 白怨(はくえん)~呪いの狐面~』というものでタイトルだけでも怖い。
お化け屋敷に出た狐の妖怪を鎮めるという参加型お化け屋敷でした。
最後に
2018年の京都タワーお化け屋敷『京都タワー 化け物屋敷』は7月28日から開催されるようで現在はまだ詳細が不明です。一体どんな仕上がりになってるんでしょうね。
京都かみんぐでは狐の柄が入った和風でちょっと怖いグッズの販売も行っています。(下記と同じ柄のポチ袋、メッセージカードなど取り揃えております。)
【全機種対応】iPhone&スマホケース/おいなりさん『和柄』(お稲荷さん・狐) - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
【全機種対応】iPhone&スマホケース/お面『和柄』(能面・小面・狐面) - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
えっ知らないの?【ポチ袋】の名前を書く場所と正しい書き方|ぽち袋
こんにちは京都かみんぐです。
いやらしい話ですが祇園祭効果のお陰かアクセス数が200%増くらいに軽くバズっております。ここの所、祇園祭の記事ばかりで「ポチ袋屋」のクセにぽち袋の話をあまりしていませんでしたね。
今日はポチ袋の名前の書く場所、正しい書き方を紹介したいと思います。大人として正しく使えるのが理想ですよね。ではどうぞ
ポチ袋を渡す相手と金額
ポチ袋はそもそも「これっぽっち」の意味からぽち袋と呼ばれています。そのため、これっぽっち以上の金額をポチ袋に入れるのは失礼に当たりますし、渡す相手も自分より目下でないといけません。
自分より目上の人に「つまらないものですが」と言うのは失礼だという事と同じですね。
ポチ袋は自分より目下の相手に、1万円札より下の額を包むのが適切です。
ポチ袋の名前を書く場所と書き方
そして肝心のポチ袋の名前を書く場所、書き方についてですが、まずルールとしては
表に相手の名前、裏に自分の名前がルールです。
相手の名前の場所
桜もちパンダ(桜餅パンダ)/お札用ぽち袋(大)3枚【和紙製】 - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
そして右上や真ん中に相手の名前を書きたくなっちゃいますが正解は左上。ポチ袋は子ども相手に渡す事が一般的なので「くん」や「ちゃん」などの敬称をつけるのがよいと思います。
自分の名前の場所
自分の名前は必ずポチ袋の裏に書きましょう。ご祝儀袋も表面は相手の名前を書きますよね。封筒もそうですね。
そもそも名前は書かなくても良い
水族館/お札用ぽち袋(大)3枚【和紙製】 - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
京都かみんぐのポチ袋にもあるんですが、表面が派手な絵柄で名前を隠すペースがないものもあります。こういう場合は無理して相手の名前を書く必要はありません。
どうしても相手の名前を入れたい場合は裏面右上に相手の名前、左下に自分の名前を入れましょう。
金額は書くべきかどうか
相手を混乱させないために金額を書く事がよいかと思いますが、ちょっと嫌らしいです。その場で中身を確認されているような気にもなりますし。
金額を書く事はスマートで良いですが、お年玉や誕生日以外に渡す、ただのお小遣いであれば金額は書かなくてもかまいません。
のりで封をすべきかどうか
祝儀袋の場合、のりはしないのが一般的ですがポチ袋はのりで封をしてもかまいません。が、一手間増えてしまうので京都かみんぐではシールを貼る事を推奨しています。手間にもならず、封が開いてしまう心配もないですしね。
お札の折り方、向きにも注意
ポチ袋の名前の書き方も大事ですが、お札の折り方・向きも重要です。
ポチ袋の場合はお札は3つ折りにします。表面(顔が書いてある方)を上にして3つ折りにして折った面が表になるようにポチ袋に入れます。
小銭も表をポチ袋の表になるように入れます。(5円玉以外は数字がない面が表)
まとめ
いくら目下の子ども相手とはいえ正しくないポチ袋の渡し方はしたくないですね。一度覚えれば忘れないような簡単なルールなので是非、覚えておきたいものです。
和雑貨とポチ袋のお店【京都かみんぐ】のポチ袋は各通販サイトでお買い求めいただけます。
【祇園祭】山鉾巡行以降で見所のイベントって何があるのか調べてみた
こんにちは京都かみんぐです。
本日、無事に祇園祭の山鉾巡行が終了しました。私たち京都かみんぐは今年も山伏山での販売のお手伝いがあったので、ようやく忙しい時期を脱しました。(手の皮めっちゃ剥けてる…)
例年だと宵山前後は必ず雨が降っていましたが、今年は一度も降りませんでしたね。お陰で暑いのなんの。暑さに強いウチのニャンコ達も珍しく床にペチャンと転がってて、私は一瞬息が止まりました。(心臓に悪いからやめてくれ)
それはさておき、祇園祭のハイライトと言えば【山鉾巡行】ですよね。祇園祭は7月1日から31日まで開催されると、子供の頃授業で習ってはいるものの7月17日、つまり山鉾巡行以降の祇園祭って何やってんの?と疑問に思いました。
そこで今回は知っているようで知らないハイライトを過ぎた(?)祇園祭ではどのような行事、イベントが開催されているのか調べてみました。
後祭
後祭が復活して4回目の祇園祭ですがすっかり忘れてしまっていました。祇園祭の先祭が山鉾巡行を迎え終了したあとに、後祭が開催されます。
あまり後祭に馴染みのない世代なので知りませんでしたが、後祭の山鉾は先祭の山鉾が巡行してから山建てするんですね。
なので後祭の先頭を行く橋弁慶山や最後尾を行く大船鉾、後祭の山一番である黒主山の鉾立て、山建てはこれからのようです。
後祭 曳き初め
後祭の山鉾巡行に備えて試し曵きする曳き初めがあります。山建て後から山鉾巡行の前に行われますが、日程は山鉾により異なります。
後祭 屏風祭
先祭と同じで屏風や秘蔵品なんかの展示が行われます。山が建てられてから巡行までの間に見る事が出来ます。
後祭 山鉾巡行
当然、山鉾建てのあとは巡行します。後祭では全部で10基の山鉾(鉾1基、山9基)が巡行します。山鉾巡行の日は7月24日です。
後祭で一番目立つ山鉾と言えば間違いなく大船鉾でしょう。先祭と後祭を合わせた全33基の山鉾の一番最後で、150年ぶりに復活してから非常人気の鉾です。
そもそも何で2回に分かれたの?
古来元々、祇園祭は2回に分かれている行事だったようですね。
それが費用的な問題や観光資源のために1回にまとめて行われていたんですが、大船鉾復活に合わせて元通り2回行われるようになりました。(だったと思う)
後祭がなくなった代わりに行われていた「花傘巡行」は現在もあります。
まとめ
その他にも茅の輪くぐりを行う祇園祭最後の行事なんかもあります。ですが先祭の山鉾巡行以降のイベント行事の多くは後祭にまつわるものが多いですね。
そんな後祭を復活させた大船鉾ってすごいなー。ちょっとえこひいきしてるように感じなくもないですが。
和雑貨とポチ袋のお店「京都かみんぐ」では祇園祭絵柄のポチ袋やポストカードの販売も行っております。本店は京都三条会商店街内です。
ネット通販ショップはオンライン本店、Yahoo!店、楽天市場店と3店舗運営しているので全国どこからでもお買い求めいただけますよ。
【2018年祇園祭】蟷螂山が山一番という奇跡(?)の展開|くじ取り式
関連記事:祇園祭限定【御朱印帳】を期間限定で先行ネット販売!2019年は急げ! - 京都かみんぐ開発部ブログ
こんにちは京都かみんぐです。いよいよ2018年も半分が終わり7月がやってきました。
ニュースでは「今年は特に猛暑」と言っていて(毎年言ってるやん)、いよいよ夏本番と言った感じです。まだ蝉があまり鳴いてないのでそれほど暑くないのかもしれませんが。
脱線しましたが京都の7月と言えば祇園祭ですよ。
このブログでもたびたび話題にあげてきた祇園祭がとうとう始まりました。7月2日には早速「くじ取り式」が行われ、山鉾が巡行するときの順番がくじ引きによって決められました。
今回はそのくじ取り式の結果とその個人的な感想を記事にしたいと思います。
※追記:2019年も蟷螂山になりましたね
【2019年祇園祭】蟷螂山が山一番!去年と一緒でワロタ|くじ取り式 - 京都かみんぐ開発部ブログ
くじ取り式の結果(2018年の巡航順)
前祭
■はくじ取らずです。
後祭
■はくじ取らずです。
くじ取りで一番は蟷螂山
2018年祇園祭のくじ取りで山一番になったのは蟷螂山です。蟷螂の読みは「とうろう」です。普通カマキリと読むんですけどね。
その名の通りカマキリの人形が乗る山です。このカマキリは「大かまきり」と呼ばれて、全部の山鉾の中で一つだけからくり仕掛けで動くようになっています。
すっごく可愛いので山鉾の中でもめちゃめちゃ人気です。
先頭のトップを行く、長刀鉾とそれに続く蟷螂山。まさに京都かみんぐの祇園祭グッズの絵柄そのものですね。
祇園祭/ポストカード - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
もうびっくりですよ。
全33基、前祭で23基がうまくこの順番になるなんて奇跡(←言い過ぎ)です。
後祭では黒主山がトップ
黒主山も人気の山のひとつです。個人的にはロゴというか「黒」の文字がめちゃめちゃかっこいいと思います。
上のTシャツの写真は公式サイトより引用させていただきましたが、この公式サイトのデザインもすげーかっこいいです。黒赤とか私の中二病心がくすぐられる。
黒主山は桜の花が山についているのも特徴で非常に美しいですね。黒主(大伴黒主)が桜を眺めているところを模した山になっています。
黒主山の粽(ちまき)はこの桜がついています。祇園祭では珍しい「食べられる粽」なんてのもあります。祇園祭の粽は厄よけ飾りなので基本どれも食べられません。
ちなみにうちは毎年1年間、鯉山の粽を玄関に下げています。なぜ鯉山なのか理由は知りませんが我が家の伝統みたいなものかと。別に関係とか由来とかないんだけど。
終わり
毎年7月2日に執り行われる「くじ取り式」。今年も無事に終了したようで何よりです。我々京都かみんぐが毎年出店してお世話になっている山伏山は14番目となんとも微妙な順番に。でも一昨年は山一番だったので(←自慢?)。
もちろん2018年も山伏山で京都かみんぐ製の特別商品を販売させていただくので皆さんもぜひお越しください。
今出川通のイントネーションは『い↑までがわ』なのか『いま↑でがわ』なのか
おはようございます京都かみんぐです。
私は両親も京都生まれ京都育ち、その両親も京都生まれ京都育ちで、一応京都人ではありますが(市内を転々としてるので微妙です)ずっと気になってることがあります。
それは「今出」のイントネーション、発音です。
京都では読み方が特殊だったりすることはよくあり、以前書いた大文字の記事もまさにそれです。
五山送り火と書いてござん"の"おくりびと読む|京都人しか知らない事
今回は読み方ではなくイントネーション、つまり発音についての疑問です。
今出川通とは
京都市北部にある東西を走る通りです。今出川は御所(京都御苑)の北の通りで、今出川東大路には百万遍がありますね。今出川通と東大路通の交差点とその辺一帯は百万遍と呼ばれます。
ややこしいことに京都では交差点の名前を地名みたいに扱うので百万遍(交差点)一帯を百万遍と余分ですね。百万遍が分からない京都に住んでいない方に説明するとちょうど京都大学なんかがある辺りです。
京都の中心部といえば北は丸太町通までと言われてますのでそれよりさらに北にある今出川通は京都市北部のメインストリートのひとつというべきですね。
今出川通のイントネーション
で、肝心のイントネーションの話なんですが「今出川通」(いまでがわどおり)という場合のイントネーションは大体みんな一定なのですが「通」を省いた「今出川」(いまでがわ)と言うときはイントネーションが2パターンあります。
- い↑までがわ
- いま↑でがわ
アクセントが「い」に付く人と「ま」に付く人がいます。私は子どものときは2で今は1ですかね。なぜイントネーションが変わったのかわかりませんが、多分周りの人に1が増えてきたから1になったとかだと思います。
よくよく思い返すと子供の頃友達や周りの人間は京都にあまり縁のない人が比較的多かったかもしれませんね。京都に90年近く住んでる祖父なんかは1の「い↑までがわ」ですね。
ぶっちゃけどっちでも良い
どっちでも良いんですよ。ただ何故発音が2種類あるのかというのが不思議で仕方ないだけで。こんな小さい市内の中でも地域によって発音に違いがあるのが不思議ですね。
そういえば木屋町も"や"にアクセントがつく人と"ま"にアクセントがつく人とがいますね。
滋賀県に住んでから思うことは、京都は本当に色々と不思議なところがあるということですね。たとえば京都では常に一定の距離を保って壁を作るのが当たり前ですが、滋賀県ではそうではないみたいで良くも悪くも壁を壊してきます。
終わり
そんな今出川通ですが京都市内北部にある主要道路です。京都市内北部と再来月に行われる「大文字」つまり「五山送り火」が有名です。「五山送り火」の面白い記事を以前書いていますのでこちらの記事も是非合わせて読んでみてはどうですか?
ゆとり「長刀鉾は一基だけ特別扱いで偉そう、女性差別的」と思ってる
どうも。ゆとりなんか全くなかったゆとり社員の京都かみんぐ開発部です。
ゆとり世代はゆとりがあったなんてまやかしでしかないですね。先生に思いっきりボコられたり廊下に立たされたりしましたし。学校で出来たゆとりは全て塾などの習い事に当てられるってのがあるあるじゃないでしょうか。
さて、そんなゆとりというか若者の特徴ですが「みんな平等」という考え方がありますね。そんな考えを教えられてきたゆとりの私が思うのは「祇園祭の長刀鉾って一基だけズルくね?」ってこと。なんだか特別扱いで優遇されすぎてるのでその原因を考えてみました。
長刀鉾のどこが特別扱いなのか
2018年ももちろん開催される祇園祭。その中でもっとも有名な鉾が長刀鉾です。鉾の一番上、先端についている飾り(?)が長刀になっているのが一番分かりやすい特徴ですね。
そんな長刀鉾のどこが特別扱いなのかというとまずはこちら。
くじ取らず
祇園祭のハイライトである「山鉾巡行」の順番ってくじ引き(くじ取り式)で決めるんですね。ですが全33基の内、数基だけ「くじ取らず」と言ってくじ引きを免除(?)され、順番が決められているんですね。
当然、特別な長刀鉾もくじ取らずの鉾です。さらに巡行の先頭です。くじ運の力を借りずに長刀鉾は毎年先頭を行くのです。もちろん今年2018年も先頭です。
お稚児さんが乗る
そんな先頭を行く長刀鉾にはなんとお稚児さんが乗るんですね。これは33基の中で唯一です。通常、山や鉾にはお稚児さんの代わりに人形が乗っていますが、長刀鉾だけ生きた生身の人間であるお稚児さんが乗ります。葵祭の斎王代と似ていますがあっちは30基以上の山鉾なんてないですもんね。
ちなみにお稚児さんになるのにはトンでもないお金が掛かるとかなんとか…
女の子は乗れない
そんな長刀鉾ですが、鉾の会所は一般人でも上って観光することが出来ます。ですが女の子というか女性は上れないんですね。女性立ち入り禁止になっています。昔はどの鉾も女性は上れなかったようですが今現在も女性が上れないのは長刀鉾と放下鉾だけ。
肌の色やジェンダーでの差別に厳しい目が向けられる中でいまだ女性立ち入り禁止を続けております。
ちなみに私は男ですが小さい時女の子に間違えられて搭乗拒否されたことがあります。子供ながらにショックでした。(そのあとちゃんと説明したけど)
偉そうでもなく、女性差別でもなくただ伝統を守りたいだけ
元々本来は長刀鉾以外の鉾にもお稚児さんが搭乗し、女人禁制でした。それが時代とともに変化して、今はお稚児さんの乗らない鉾が増え、女性が上れる鉾が増えただけです。
つまりは長刀鉾が祇園祭で特別だった訳ではなく、長刀鉾が伝統を守り続けているだけであるということです。長刀鉾は古来から2018年の今までずっと先頭を走る鉾でした。そんな長刀鉾が祇園祭を代表して古来からの伝統を守る役割を担っている訳ですね。
祇園祭全体が閉鎖的で女性差別的な訳ではなく、ちまきなどの販売をしている売り子さんたちは女の子ばっかりです。適材適所ではありませんが男女共々理想的な役割があると思っての事なのかもしれませんね。
最後に
古来から開催される祇園祭は2018年ももちろん7月1日から末日まで開催されます。京都かみんぐでは祇園祭の商品も多数取り扱いがありますので、お土産などにぜひともご活用ください。
【2018年】京都かみんぐ的 祇園祭の山鉾巡りの回るおすすめの順番
こんにちは京都かみんぐです。
祇園祭には33基の山と鉾が街中に立ち並ぶお祭りです。できることなら有名な鉾や人気のある山から見ていきたいですよね。ですが他府県からの観光客の方はどれを見れば良いのかわからないと思います。
そこで今回は京都かみんぐが推奨する山鉾巡りの順番をご紹介したいと思います。それではどうぞ。
山鉾巡りの順番を決めた方法
ごめんなさい。このルート決めたの私じゃなくてうちの社長なんです。
地図と見比べてざっと目を通したところ、近くて尚かつ有名、人気のある順番になっているんじゃないかなと思います。前祭と後祭で分けているようですね。
祇園祭 山鉾を巡る順番「前祭」
まずは前祭から見ていきましょう。前祭は祇園祭でもどちらかといえばメイン。前祭で巡航する山鉾の方がたくさんあります。前祭で巡航する山鉾の数は合わせて23基。山鉾を見て回るのにおすすめの順番がこちらです。
地図もアップしておきます。透かし入れてて申し訳ないのですが個人で使われる場合はご参考にしていただいて大丈夫なのでご安心を。
一番目は山鉾でもっとも有名な長刀鉾です。長刀鉾は「山鉾巡行」の際もくじ引きを免除で先頭に立つ鉾です。このことを「くじ取らず」といいます。その後は同じくくじ取らずの鉾である函谷鉾(読み方はかんこぼこ)。函谷鉾は毎年5番目と決まっています。
そして人気で函谷鉾の近くに建つ鶏鉾(読み方はにわとりぼこ)と続きます。
祇園祭 山鉾を巡る順番「後祭」
続いては後祭で巡行する山鉾10基を巡るおすすめの順番をご紹介します。
はじめはくじ取らずの橋弁慶山(読み方ははしべんけいやま)です。牛若丸と弁慶が五条大橋で戦ってるところが飾られている山ですね。続いては鯉山。文字通り鯉が飾られている山です。
そして最後に大船鉾。焼失していて2014年に復活した人気の鉾です。私は山鉾巡行を全部見たことがありますが2014年以前だったので大船鉾の巡行も見てみたいですね。
どうせ巡るなら朱印集めがしたい
もし2018年の祇園祭の山鉾を全て巡る観光がしたいと思っておられるなら、合わせて御朱印集めがしたいと思いませんか?こんな感じのスタンプのようなもので各鉾でいただけるようになっています。
京都かみんぐではこのように2018年祇園祭の御朱印を集めるための御朱印帳を販売しております。山鉾巡りのために特化した御朱印帳なので通常のお寺や神社で使う御朱印帳とは少し異なります。その魅力については下記記事で余すところなくご紹介しているのでよろしければどうぞ。
『御朱印帳』祇園祭限定なのに通販サイトで先行販売します【2018年】
お買い求めの方は2018年の祇園祭、山伏山で限定販売しております。当日は混雑が予想されますので山伏山で当日購入するより先に買っておきたいという方は「京都かみんぐオンライン店」「京都かみんぐ楽天市場店」で先行販売しているのでこちらからどうぞ。
1年で一番盛り上がる京都の行事なのでぜひとも皆さんも祇園祭にお越しになってくださいね。それではまた。