今出川通のイントネーションは『い↑までがわ』なのか『いま↑でがわ』なのか
おはようございます京都かみんぐです。
私は両親も京都生まれ京都育ち、その両親も京都生まれ京都育ちで、一応京都人ではありますが(市内を転々としてるので微妙です)ずっと気になってることがあります。
それは「今出」のイントネーション、発音です。
京都では読み方が特殊だったりすることはよくあり、以前書いた大文字の記事もまさにそれです。
五山送り火と書いてござん"の"おくりびと読む|京都人しか知らない事
今回は読み方ではなくイントネーション、つまり発音についての疑問です。
今出川通とは
京都市北部にある東西を走る通りです。今出川は御所(京都御苑)の北の通りで、今出川東大路には百万遍がありますね。今出川通と東大路通の交差点とその辺一帯は百万遍と呼ばれます。
ややこしいことに京都では交差点の名前を地名みたいに扱うので百万遍(交差点)一帯を百万遍と余分ですね。百万遍が分からない京都に住んでいない方に説明するとちょうど京都大学なんかがある辺りです。
京都の中心部といえば北は丸太町通までと言われてますのでそれよりさらに北にある今出川通は京都市北部のメインストリートのひとつというべきですね。
今出川通のイントネーション
で、肝心のイントネーションの話なんですが「今出川通」(いまでがわどおり)という場合のイントネーションは大体みんな一定なのですが「通」を省いた「今出川」(いまでがわ)と言うときはイントネーションが2パターンあります。
- い↑までがわ
- いま↑でがわ
アクセントが「い」に付く人と「ま」に付く人がいます。私は子どものときは2で今は1ですかね。なぜイントネーションが変わったのかわかりませんが、多分周りの人に1が増えてきたから1になったとかだと思います。
よくよく思い返すと子供の頃友達や周りの人間は京都にあまり縁のない人が比較的多かったかもしれませんね。京都に90年近く住んでる祖父なんかは1の「い↑までがわ」ですね。
ぶっちゃけどっちでも良い
どっちでも良いんですよ。ただ何故発音が2種類あるのかというのが不思議で仕方ないだけで。こんな小さい市内の中でも地域によって発音に違いがあるのが不思議ですね。
そういえば木屋町も"や"にアクセントがつく人と"ま"にアクセントがつく人とがいますね。
滋賀県に住んでから思うことは、京都は本当に色々と不思議なところがあるということですね。たとえば京都では常に一定の距離を保って壁を作るのが当たり前ですが、滋賀県ではそうではないみたいで良くも悪くも壁を壊してきます。
終わり
そんな今出川通ですが京都市内北部にある主要道路です。京都市内北部と再来月に行われる「大文字」つまり「五山送り火」が有名です。「五山送り火」の面白い記事を以前書いていますのでこちらの記事も是非合わせて読んでみてはどうですか?