【2018年祇園祭】蟷螂山が山一番という奇跡(?)の展開|くじ取り式
関連記事:祇園祭限定【御朱印帳】を期間限定で先行ネット販売!2019年は急げ! - 京都かみんぐ開発部ブログ
こんにちは京都かみんぐです。いよいよ2018年も半分が終わり7月がやってきました。
ニュースでは「今年は特に猛暑」と言っていて(毎年言ってるやん)、いよいよ夏本番と言った感じです。まだ蝉があまり鳴いてないのでそれほど暑くないのかもしれませんが。
脱線しましたが京都の7月と言えば祇園祭ですよ。
このブログでもたびたび話題にあげてきた祇園祭がとうとう始まりました。7月2日には早速「くじ取り式」が行われ、山鉾が巡行するときの順番がくじ引きによって決められました。
今回はそのくじ取り式の結果とその個人的な感想を記事にしたいと思います。
※追記:2019年も蟷螂山になりましたね
【2019年祇園祭】蟷螂山が山一番!去年と一緒でワロタ|くじ取り式 - 京都かみんぐ開発部ブログ
くじ取り式の結果(2018年の巡航順)
前祭
■はくじ取らずです。
後祭
■はくじ取らずです。
くじ取りで一番は蟷螂山
2018年祇園祭のくじ取りで山一番になったのは蟷螂山です。蟷螂の読みは「とうろう」です。普通カマキリと読むんですけどね。
その名の通りカマキリの人形が乗る山です。このカマキリは「大かまきり」と呼ばれて、全部の山鉾の中で一つだけからくり仕掛けで動くようになっています。
すっごく可愛いので山鉾の中でもめちゃめちゃ人気です。
先頭のトップを行く、長刀鉾とそれに続く蟷螂山。まさに京都かみんぐの祇園祭グッズの絵柄そのものですね。
祇園祭/ポストカード - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
もうびっくりですよ。
全33基、前祭で23基がうまくこの順番になるなんて奇跡(←言い過ぎ)です。
後祭では黒主山がトップ
黒主山も人気の山のひとつです。個人的にはロゴというか「黒」の文字がめちゃめちゃかっこいいと思います。
上のTシャツの写真は公式サイトより引用させていただきましたが、この公式サイトのデザインもすげーかっこいいです。黒赤とか私の中二病心がくすぐられる。
黒主山は桜の花が山についているのも特徴で非常に美しいですね。黒主(大伴黒主)が桜を眺めているところを模した山になっています。
黒主山の粽(ちまき)はこの桜がついています。祇園祭では珍しい「食べられる粽」なんてのもあります。祇園祭の粽は厄よけ飾りなので基本どれも食べられません。
ちなみにうちは毎年1年間、鯉山の粽を玄関に下げています。なぜ鯉山なのか理由は知りませんが我が家の伝統みたいなものかと。別に関係とか由来とかないんだけど。
終わり
毎年7月2日に執り行われる「くじ取り式」。今年も無事に終了したようで何よりです。我々京都かみんぐが毎年出店してお世話になっている山伏山は14番目となんとも微妙な順番に。でも一昨年は山一番だったので(←自慢?)。
もちろん2018年も山伏山で京都かみんぐ製の特別商品を販売させていただくので皆さんもぜひお越しください。
今出川通のイントネーションは『い↑までがわ』なのか『いま↑でがわ』なのか
おはようございます京都かみんぐです。
私は両親も京都生まれ京都育ち、その両親も京都生まれ京都育ちで、一応京都人ではありますが(市内を転々としてるので微妙です)ずっと気になってることがあります。
それは「今出」のイントネーション、発音です。
京都では読み方が特殊だったりすることはよくあり、以前書いた大文字の記事もまさにそれです。
五山送り火と書いてござん"の"おくりびと読む|京都人しか知らない事
今回は読み方ではなくイントネーション、つまり発音についての疑問です。
今出川通とは
京都市北部にある東西を走る通りです。今出川は御所(京都御苑)の北の通りで、今出川東大路には百万遍がありますね。今出川通と東大路通の交差点とその辺一帯は百万遍と呼ばれます。
ややこしいことに京都では交差点の名前を地名みたいに扱うので百万遍(交差点)一帯を百万遍と余分ですね。百万遍が分からない京都に住んでいない方に説明するとちょうど京都大学なんかがある辺りです。
京都の中心部といえば北は丸太町通までと言われてますのでそれよりさらに北にある今出川通は京都市北部のメインストリートのひとつというべきですね。
今出川通のイントネーション
で、肝心のイントネーションの話なんですが「今出川通」(いまでがわどおり)という場合のイントネーションは大体みんな一定なのですが「通」を省いた「今出川」(いまでがわ)と言うときはイントネーションが2パターンあります。
- い↑までがわ
- いま↑でがわ
アクセントが「い」に付く人と「ま」に付く人がいます。私は子どものときは2で今は1ですかね。なぜイントネーションが変わったのかわかりませんが、多分周りの人に1が増えてきたから1になったとかだと思います。
よくよく思い返すと子供の頃友達や周りの人間は京都にあまり縁のない人が比較的多かったかもしれませんね。京都に90年近く住んでる祖父なんかは1の「い↑までがわ」ですね。
ぶっちゃけどっちでも良い
どっちでも良いんですよ。ただ何故発音が2種類あるのかというのが不思議で仕方ないだけで。こんな小さい市内の中でも地域によって発音に違いがあるのが不思議ですね。
そういえば木屋町も"や"にアクセントがつく人と"ま"にアクセントがつく人とがいますね。
滋賀県に住んでから思うことは、京都は本当に色々と不思議なところがあるということですね。たとえば京都では常に一定の距離を保って壁を作るのが当たり前ですが、滋賀県ではそうではないみたいで良くも悪くも壁を壊してきます。
終わり
そんな今出川通ですが京都市内北部にある主要道路です。京都市内北部と再来月に行われる「大文字」つまり「五山送り火」が有名です。「五山送り火」の面白い記事を以前書いていますのでこちらの記事も是非合わせて読んでみてはどうですか?
ゆとり「長刀鉾は一基だけ特別扱いで偉そう、女性差別的」と思ってる
どうも。ゆとりなんか全くなかったゆとり社員の京都かみんぐ開発部です。
ゆとり世代はゆとりがあったなんてまやかしでしかないですね。先生に思いっきりボコられたり廊下に立たされたりしましたし。学校で出来たゆとりは全て塾などの習い事に当てられるってのがあるあるじゃないでしょうか。
さて、そんなゆとりというか若者の特徴ですが「みんな平等」という考え方がありますね。そんな考えを教えられてきたゆとりの私が思うのは「祇園祭の長刀鉾って一基だけズルくね?」ってこと。なんだか特別扱いで優遇されすぎてるのでその原因を考えてみました。
長刀鉾のどこが特別扱いなのか
2018年ももちろん開催される祇園祭。その中でもっとも有名な鉾が長刀鉾です。鉾の一番上、先端についている飾り(?)が長刀になっているのが一番分かりやすい特徴ですね。
そんな長刀鉾のどこが特別扱いなのかというとまずはこちら。
くじ取らず
祇園祭のハイライトである「山鉾巡行」の順番ってくじ引き(くじ取り式)で決めるんですね。ですが全33基の内、数基だけ「くじ取らず」と言ってくじ引きを免除(?)され、順番が決められているんですね。
当然、特別な長刀鉾もくじ取らずの鉾です。さらに巡行の先頭です。くじ運の力を借りずに長刀鉾は毎年先頭を行くのです。もちろん今年2018年も先頭です。
お稚児さんが乗る
そんな先頭を行く長刀鉾にはなんとお稚児さんが乗るんですね。これは33基の中で唯一です。通常、山や鉾にはお稚児さんの代わりに人形が乗っていますが、長刀鉾だけ生きた生身の人間であるお稚児さんが乗ります。葵祭の斎王代と似ていますがあっちは30基以上の山鉾なんてないですもんね。
ちなみにお稚児さんになるのにはトンでもないお金が掛かるとかなんとか…
女の子は乗れない
そんな長刀鉾ですが、鉾の会所は一般人でも上って観光することが出来ます。ですが女の子というか女性は上れないんですね。女性立ち入り禁止になっています。昔はどの鉾も女性は上れなかったようですが今現在も女性が上れないのは長刀鉾と放下鉾だけ。
肌の色やジェンダーでの差別に厳しい目が向けられる中でいまだ女性立ち入り禁止を続けております。
ちなみに私は男ですが小さい時女の子に間違えられて搭乗拒否されたことがあります。子供ながらにショックでした。(そのあとちゃんと説明したけど)
偉そうでもなく、女性差別でもなくただ伝統を守りたいだけ
元々本来は長刀鉾以外の鉾にもお稚児さんが搭乗し、女人禁制でした。それが時代とともに変化して、今はお稚児さんの乗らない鉾が増え、女性が上れる鉾が増えただけです。
つまりは長刀鉾が祇園祭で特別だった訳ではなく、長刀鉾が伝統を守り続けているだけであるということです。長刀鉾は古来から2018年の今までずっと先頭を走る鉾でした。そんな長刀鉾が祇園祭を代表して古来からの伝統を守る役割を担っている訳ですね。
祇園祭全体が閉鎖的で女性差別的な訳ではなく、ちまきなどの販売をしている売り子さんたちは女の子ばっかりです。適材適所ではありませんが男女共々理想的な役割があると思っての事なのかもしれませんね。
最後に
古来から開催される祇園祭は2018年ももちろん7月1日から末日まで開催されます。京都かみんぐでは祇園祭の商品も多数取り扱いがありますので、お土産などにぜひともご活用ください。
【2018年】京都かみんぐ的 祇園祭の山鉾巡りの回るおすすめの順番
こんにちは京都かみんぐです。
祇園祭には33基の山と鉾が街中に立ち並ぶお祭りです。できることなら有名な鉾や人気のある山から見ていきたいですよね。ですが他府県からの観光客の方はどれを見れば良いのかわからないと思います。
そこで今回は京都かみんぐが推奨する山鉾巡りの順番をご紹介したいと思います。それではどうぞ。
山鉾巡りの順番を決めた方法
ごめんなさい。このルート決めたの私じゃなくてうちの社長なんです。
地図と見比べてざっと目を通したところ、近くて尚かつ有名、人気のある順番になっているんじゃないかなと思います。前祭と後祭で分けているようですね。
祇園祭 山鉾を巡る順番「前祭」
まずは前祭から見ていきましょう。前祭は祇園祭でもどちらかといえばメイン。前祭で巡航する山鉾の方がたくさんあります。前祭で巡航する山鉾の数は合わせて23基。山鉾を見て回るのにおすすめの順番がこちらです。
地図もアップしておきます。透かし入れてて申し訳ないのですが個人で使われる場合はご参考にしていただいて大丈夫なのでご安心を。
一番目は山鉾でもっとも有名な長刀鉾です。長刀鉾は「山鉾巡行」の際もくじ引きを免除で先頭に立つ鉾です。このことを「くじ取らず」といいます。その後は同じくくじ取らずの鉾である函谷鉾(読み方はかんこぼこ)。函谷鉾は毎年5番目と決まっています。
そして人気で函谷鉾の近くに建つ鶏鉾(読み方はにわとりぼこ)と続きます。
祇園祭 山鉾を巡る順番「後祭」
続いては後祭で巡行する山鉾10基を巡るおすすめの順番をご紹介します。
はじめはくじ取らずの橋弁慶山(読み方ははしべんけいやま)です。牛若丸と弁慶が五条大橋で戦ってるところが飾られている山ですね。続いては鯉山。文字通り鯉が飾られている山です。
そして最後に大船鉾。焼失していて2014年に復活した人気の鉾です。私は山鉾巡行を全部見たことがありますが2014年以前だったので大船鉾の巡行も見てみたいですね。
どうせ巡るなら朱印集めがしたい
もし2018年の祇園祭の山鉾を全て巡る観光がしたいと思っておられるなら、合わせて御朱印集めがしたいと思いませんか?こんな感じのスタンプのようなもので各鉾でいただけるようになっています。
京都かみんぐではこのように2018年祇園祭の御朱印を集めるための御朱印帳を販売しております。山鉾巡りのために特化した御朱印帳なので通常のお寺や神社で使う御朱印帳とは少し異なります。その魅力については下記記事で余すところなくご紹介しているのでよろしければどうぞ。
『御朱印帳』祇園祭限定なのに通販サイトで先行販売します【2018年】
お買い求めの方は2018年の祇園祭、山伏山で限定販売しております。当日は混雑が予想されますので山伏山で当日購入するより先に買っておきたいという方は「京都かみんぐオンライン店」「京都かみんぐ楽天市場店」で先行販売しているのでこちらからどうぞ。
1年で一番盛り上がる京都の行事なのでぜひとも皆さんも祇園祭にお越しになってくださいね。それではまた。
7月に京都観光なら最適な お土産は祇園祭のグッズ|祇園祭商品の一覧
こんにちは京都かみんぐです。
さて、6月も残り1週間ほどとなりまして7月が目前となっております。京都の7月と言えばもちろん祇園祭。道幅が狭くなって四条通を避けるようになってからはコンチキチンを聞く機会は減りましたがそれでも祇園祭を感じる日はあります。
そんな祇園祭は7月を目一杯使ったお祭りです。なので7月に京都へ観光にお越しの際は祇園祭グッズをお土産に買って帰ることがおすすめだと思います。本日はお土産におすすめな京都かみんぐの祇園祭商品をご紹介したいと思います。
祇園祭 ぽち袋
まずは何と言ってもぽち袋から。うちはぽち袋屋なので(多分…)。京都かみんぐのぽち袋は基本的に3つの大きさがあります。
- お札を折らずに入れる大きさ
- お札を3つ折で入れる大きさ
- 小銭用の極小の大きさ
の3種類を基本にありとあらゆる柄をラインナップしていて、全部あわせると500種類以上のぽち袋が存在しています。
なので当然、京都の三大祭り祇園祭の柄のぽち袋も備えています。それがこちらの柄です。
上記はお札が折らずに入るタイプになっています。そして続いての大きさがこちらです。
粋な横型タイプです。3つ折りのお札が入るサイズのぽち袋をちょうど横向きにしたものになっています。そして最後がこちら。
500円玉ぐらいがちょうど入る大きさのぽち袋です。大きさは5cm×5cmのミニミニサイズのぽち袋。
ちなみに京都かみんぐ本店と祇園祭の宵山の頃に山伏山で購入できる祇園祭のぽち袋の絵柄は4種類程あります。これ以外に大船鉾が入ったものや、蟷螂山、鯉山、鶏鉾など色々あるので是非この機会に京都へお越しください。
祇園祭 和紙ファイル
なにげによそでは買えないもので非常に人気のあるものが和紙ファイルです。分かりやすく言うとホームセンターなんかに売ってるクリアファイルを和紙で作ったものです。キーホルダーなんかお土産に貰っても困るという方がほとんどですが、ファイルなら何かと使い道もあるので貰った方もうれしいと思います。意外としっかりしています。楽天市場なら3色セット売りしております。
【楽天市場】祇園祭/和紙ファイル A4サイズ 3色セット(クリアファイル)京都お土産:京都かみんぐ 楽天市場店
祇園祭 懐紙
祇園祭【懐紙 (かいし)】30枚入り - オリジナルペーパーアイテム・ポチ袋と和雑貨|京都かみんぐ
一般の方には少し馴染みがないかもしれない「懐紙」簡単に言うと昔のティッシュみたいなものです。懐紙については以前書いたこちらの記事で詳しく説明しています。
ちなみにこちらの懐紙、ネットショップでは非常に良く売れる大人気商品です。理由は簡単、欲しい人がピンポイントでいるから。
逆に言うと衝動買いが多い店舗ではネットショップほどの人気はありません…
祇園祭 ボールペン
続いてはボールペン。ぽち袋と違って普段から使いやすいものなので貰う側も困りません。1本単位で購入できるのでお土産としてもお買い求めいただきやすいかと思います。こちらのボールペンも京都かみんぐ限定ですよ。
祇園祭 キーホルダー
なんだかんだ言いつつお土産の定番であるキーホルダー。祇園祭の柄なので京都に来たと一発でわかるものになっています。またデザインはお守り風になっています。
祇園祭 ポストカード
海外のお客様から非常に人気なのがやはりポストカードです。日本では絵はがきとしてではなく、アートや雑貨としても扱われることが多いのでお土産としてお持ちいただいたり、旅先の京都から手紙として送るのもいいかもしれませんね。
祇園祭 メッセージカード
京都祇園祭の絵柄が入ったメッセージカードを10枚セットにしました。ちょっとしたメモやプレゼントに添えるカードに使っていただきやすいと思います。
祇園祭 御朱印帳
祇園祭山伏山で限定販売する御朱印帳です。実は京都かみんぐのネットショップでも先行販売を行っています。これをもって是非祇園祭を回っていただきたいですね。
お土産としてもボリュームがありなかなかよく見えるのでおすすめです。祇園祭限定の御朱印帳については別記事で詳細を書いているのでご参考に。
『御朱印帳』祇園祭限定なのに通販サイトで先行販売します【2018年】
終わり
以上が京都かみんぐで販売している祇園祭商品です。この他にも一筆箋やランチョンマットなどもあるのでもし気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。
なぜ祇園祭を鱧祭りと言うのか 実際には誰も使わない祇園祭の呼称
関連記事:祇園祭限定【御朱印帳】を期間限定で先行ネット販売!2019年は急げ! - 京都かみんぐ開発部ブログ
こんにちは。京都かみんぐです。
今年2018年ももうすぐ観光都市京都でも一番盛り上がると言っても過言ではない時期『祇園祭』が開催されます。
京都に住んでいない方のために念のため軽く説明すると、祇園祭は京都三大祭りの一つで7月中いっぱい開催される夏祭りです。子供達は宵山(16日)や宵々山(15日)などに出る夜店屋台目当てに祇園祭に行くのが定番。もちろん私も子供の頃は行きましたよ。
ちなみにこの宵山(よいやま)というものですがクリスマスイヴのイヴみたいに前日、前々日は宵々山、宵々々山と増えていきます笑
さて、前置きが長くなりましたがこの京都祇園祭ですがなぜか鱧祭りと呼ばれているんですよ。実際、誰も使ってませんが…
今回はなぜ鱧祭りと呼ばれるのか調べてみました。
そもそも京都市って海ないやん
そもそも鱧(ハモ)って川魚なのか、海魚なのかそれすら知りませんでした。ウナギっぽいから川ですか?ウナギって浜名湖にいるんだから川の魚ですよね?多分。
と、思いきや鱧(ハモ)は海の魚、しかもウナギは海と川を行き来する魚だったみたいです。
で、なんで海の魚が京都で有名なのかという話なんですが、どうやら「鱧は丈夫なので遠くから運んできても新鮮」だという理由から鱧は京料理によく使われるらしいです。
単純に鱧の旬だから鱧祭り
京都で鱧の理由はわかりました。じゃあ次は何故、祇園祭を鱧祭りと呼ぶのかについて調べてみました。どうやら単純に
鱧の旬の時期の祭りだから鱧祭り
だそうです笑
マジですか。実は私が知らないだけで祇園祭中に鱧を食べまくる行事なんかが組み込まれたり、本来は土用の丑みたいな感じで鱧を食べる祭りだった、みたいな話があるんじゃないのかと期待していました。
まさかただの旬の時期と被るからというだけで鱧祭りという名前がついていたとは。
ところでハモって美味しいの?
これだけじゃ記事が持たないので鱧の味についてもご紹介。
京料理に使われることで有名なハモですがどうやら関東の人間はハモを食べないそうですね。そんな関東の人たちのためにハモの味についてお教えしましょう。
ハモは美味しいです
一言で言うとハモは美味しいです。定番は梅肉をつけて食べるハモの落とし(湯引き)やハモの天ぷらだと思います。味は淡白な白身魚によく似た味ですが食感が特別です。
通常の白身魚のようにボロボロと崩れず、固まってるっていう表現が適切でしょうか。
ただ当然ハモにも当たり外れがあるんですよね、多分。昔料亭に連れて行ってもらったときの味が忘れられず、毎年スーパーで買ってきて、一生懸命骨切りをしても料亭で食べたハモとは全然違うんですよ。正直言って安物のハモは味のないゴムのようなもの…
京都で美味しい鱧料理が食べたいならしっかりとしたお店に行く事をおすすめします。
まとめ
ということでした。そんな祇園祭ですが京都かみんぐは2018年も山伏山での出店を行います。祇園祭にお越しの際はぜひとも山伏山にも足をお運びください。山伏山限定の商品も多数販売していますよ。
五山送り火と書いてござん"の"おくりびと読む|京都人しか知らない事
こんにちは。京都かみんぐです。
今回は商品紹介ではなくちょっとした京都話ネタ。五山送り火についての小ネタ話になります。
五山送り火
ふっと気がついたのですがこちらをなんと読まれますか?
「五山送り火」
普通であれば「ござんおくりび」と読むでしょう。ですが京都人はなぜかこれを「ござんのおくりび」と"の"を付けて読むんですよね。のをつけて読んでるのか表記する時にのを書かないのかは知りませんが。下記はWikipediaからの引用です。
五山送り火(ござんのおくりび)は、毎年8月16日に京都府京都市左京区にある如意ヶ嶽(大文字山)などで行われるかがり火。
引用元:五山送り火 - Wikipedia
ねっ?Wikipediaは誰でも情報を変更可能なので正式名称だと断定はできませんが、"の"をつけた「ござんのおくりび」が一般的だと言う事を物語っております。私はもちろん祖父の代から京都の出身ですが(それ以前は会った事ないので知らない)みんな"の"を付けて読んでいますね。
ぶっちゃけどっちでも良い
その通りですね。どっちでも良いんです。ただ京都の人だけは何故か五山送り火に"の"を付けて呼びたがります。多分、豆腐に"お"をつけて「お豆腐」と読んだり先生のことを「せんせ」と読んだりする程度にどうでも良いんです。どちらかといえば「大文字」と略して(?)呼ぶことが最も自然だと思います。
でもこれだけは絶対に読んじゃダメって呼び方があります。
大文字焼きはアウト
はい、大文字焼きという呼び方は許されません。京都人に言うと絶対「大文字焼きとちゃうよ」と返されます。これだけはお年寄りから学生まできっとムッとするでしょう。京都人は特にこだわりがしっかりとしているので正しく呼ぶ事をおすすめします。
まとめ
ってな感じでしょうか。お隣の滋賀や大阪を含めて「大文字焼き」と呼ぶ人が多いのを見ると他府県でも全国的に「大文字焼き」と呼ばれていそうです。観光から京都にお越しの方はぜひ「ござんのおくりび」または「だいもんじ」と読んであげてください。大声で大文字焼きなんて呼んだことで、雑踏にまぎれて気の荒い京都人が肩をぶつけてきても知りませんよ笑
五山送り火について
五山送り火は毎年8月16日のお盆の終わりに行われます。「大文字」「左大文字」「妙法」「船」「鳥居」の五つが5分の時間差で点灯されます。
いずれも上の方ですが四方八方に点在していて、観光地京都でも一年で最大の混雑が起るため5つ全てを見るのはなかなか困難です。高校時代に自転車でもバイクでも挑戦しましたがルートの予定立ては必須じゃないでしょうか。
京都人にとっては夏の終わりを告げる行事でもあり、ちょっと切ないものです。(最近は9月でも熱暑ですが…)