祇園祭と違い時代祭ってよくわからん→京都最大のコスプレカーニバル
おはようございます。京都かみんぐ開発部です。
口の中に口内炎が三つもできてしまいました。疲れがたまって免疫が落ちてるんでしょうね。三つ繋がりで、みなさん京都三大祭りはご存知ですか?
の3つですね。葵祭が5月、祇園祭が7月、そして最後の時代祭が10月に開催となります。そこで今日は10月に開催される時代祭について紹介したいと思います。
京都三大祭りと言われる物の祇園祭ほどの知名度がない時代祭っていったいどんなお祭りなのか説明していきますよ。ではどうぞ。
時代祭とは京都最大のコスプレカーニバルである
時代祭は昔の格好をした人たちが町を練り歩く、いわば時代コスプレカーニバルみたいなものです。
前の方の人は新しい時代、明治維新頃のコスプレ衣装を身にまとい、後ろに行くにつれて時代は古くなります。最後尾は延暦時代にまでさかのぼります。
約2000人の人が2キロにわたって町を歩きます。一度に色々な時代の衣装が見る事が出来るので非常に人気のあるお祭りの一つです。
祇園祭との違い
やはり祇園祭は夏の大祭りということもあり、市をあげて盛り上げる祭りに対して時代祭が開催されるのは御所〜平安神宮までと京都市内でも中心部から外れた北の端で行われます。
そのため前夜に行われる屋台出店もないですし、比較すると印象が薄いものです。理由としては時代祭の歴史と経緯にあると思います。
時代祭の歴史
出典:ファイル:Jidai Matsuri 2009 155.jpg - Wikipedia
時代祭は明治時代にはじまりました。対して祇園祭は9世紀、863年頃に起源があるとされ、葵祭に至っては京都最古のお祭りと言われています。
100年そこそこの歴史しかない時代祭は歴史が浅いとされています。(100年で浅いって…)
元々は平安神宮の記念事業としてはじまったのが時代祭です。御霊会として鎮魂の意味がこめられた祇園祭や、祟りを鎮めるためにはじまった葵祭と比較すると歴史的な深い意味がないということですね。
時代祭がしょぼい訳ではない
なんだかこれまでの話を聞いてると「時代祭しょぼいやん」と思ってしまいそうですがそんなことはありませんよ。
普段であれば2000人の行列、それも昔の時代の衣装を忠実に再現した行列なんてそうそう見れたもんじゃありません。非常に見応えのあるお祭りです。
さらに良い所は特別どこか行ったりしなくても見れるという所も個人的にはおすすめしたいです。
祇園祭の山鉾巡航は通り道一帯が通行止めになり、人だかりで溢れかえり有料観覧席以外はビルから見下ろすぐらいしか満喫する事が出来ません。が、時代祭は山鉾のような巨大なものがないので通行止めも比較的ゆるく、じっくりと満喫して見ることが出来ます。
派手な祇園祭と比較すると地味で影が薄い印象があるかもしれませんが時代祭には時代祭の風情がある魅力あるお祭りなのです。
時代祭の開催日・場所
時代祭の開催日は10月22日(月)です。時間はお昼12:00スタートです。
行列の巡行コースは
御所→丸太町通→烏丸通→御池通→河原町通→三条通→神宮道→平安神宮
と遠回りして御所から平安神宮まで歩きます。
あとがき
特別な拝観料なんかもいらないので10月22日にぽっと来ても見る事が出来るのでおすすめです。ぜひ京都の時代祭を見に京都へお越しください。
京都かみんぐでは時代祭の絵柄をテーマにしたポチ袋なども多数販売しているのでご興味のある方はどうぞ。