【京都五山送り火(大文字)】25歳ゆとり社員がわかりやすく説明するよ
みなさんこんにちは京都かみんぐ開発部です。缶コーヒーの微糖ってめちゃめちゃ甘いと思うのは私だけでしょうか。
さて京都三大祭りの祇園祭も終わり京都かみんぐも平常運転がになじみつつあります。京都の7月と言えば祇園祭。じゃあ8月と言えば?そうです大文字(五山送り火)です。
今回はゆとり世代ど真ん中の25歳の私が五山送り火についてわかりやすくご紹介したいと思います。
ゆとり世代がゆとり世代のために書いている記事なのでけっこうザックリとした表現なのはご愛嬌で。ではどうぞ。
五山送り火って何なん?
そもそも五山送り火って何なのという方のために説明すると、京都の夏の風物詩で京都の5つの山に大の字や妙法などの文字の炎がともされます。
京都人にとっては夏の終わりを告げるイベント行事の代表として親しまれています。
- 大文字
- 左大文字
- 鳥居
- 船
- 妙法
の5つが灯されます。妙法って分けて6つにならないのは何故なんでしょうか。
なぜ五山送り火を行うの?
京都の8月の代名詞「五山送り火」(大文字)ですがそもそもなぜ行われるのか。気がつきませんか。"送り火"って言うくらいなんですから送るための火ですよ。
お盆に帰ってきたご先祖様を送り出すために五山に火がともされるんです。
開催日と開催時間
そんな五山送り火は当然、お盆の終わりに執り行われます。つまり8月16日ですね。着火が始まる時間は少しずつずらされており、下記のようになっています。
- 2018年8月16日(木)
- 大文字 8時〜
- 妙法 8時5分〜
- 船形 8時10分〜
- 左大文字 8時15分〜
- 鳥居形 8時20分〜
となっております。
じゃあ浄土真宗の場合関係なくね?
ごめんなさいね口の減らないゆとりで。この記事書いてるときにふっと思ったんですよ。浄土真宗と言えば京都、日本で最も布教されている宗派です。
仏教はそもそも苦の世界であるこの世を、永遠に生まれ変わる事から解放されるのが目的です。浄土真宗は「なむあみだぶつ」と唱えるだけで生まれ変わりから解放されるという画期的(?)な宗教です。
つまり浄土真宗の場合、お盆にご先祖様が地獄から帰ってこないんです。帰ってこないなら送る事もできません。日本で一番多い宗派である浄土真宗では(普通の)お盆は行わないですし。
やっぱり関係なかったよ
調べてみると五山送り火は浄土真宗とは深く関係のあるものではないようでした。
大文字は浄土院(浄土宗)、妙法は涌泉寺(日蓮宗)、船形は西方寺(浄土宗)、左大文字は法音寺(浄土宗)、鳥居形は化野念仏寺(浄土宗)とされる。
出典:五山送り火の大文字、妙法、舟形、左大文字、鳥居形がある山は、それぞれ何宗に属するか知りたい。 | レファレンス協同データベース
ゆとりのくせに詳しいでしょ?実は東山高校に行きたかったんです。合格したけど貧乏だったので結局公立に行きましたが。
京都人が比較的参加する行事
京都の人間って実は金閣寺に行った事なかったり、川床に行った事がなかったりするものですが五山送り火は比較的見た事がある行事だと思います。憶測ですが。
祇園祭は夜店屋台が出るので子供の頃はみんな当然行きます。でも五山送り火って夜店屋台とか出ないんですよね。
それでも比較的行った事がある人が多い理由は地域密着型だからじゃないでしょうか。五山送り火の五山はいずれも京都の上にあります。そして山に大々的に点火されるのでその時間帯、京都の上をうろついていれば見る事ができるんですね。それが一番の理由かと。
あとは高校生くらいの時に友達と連れ添って「全部見れるかやってみようぜ」的なノリで敢行することが多いと思います。
ただ車運転する側からすると迷惑で仕方ないんですが。路駐したり道路歩くのやめようぜマジで。
最後に
宗教宗派的に関係ないなんて話しましたが、ゆっくり見れるならまた見たいですね。ロマンチックな雰囲気なのでカップルが多いのかもしれませんが。
京都かみんぐでは五山送り火をモチーフにした絵柄の商品をたくさん販売しています。ご興味のある方はちらっと覗いてみてはいかがでしょうか。