【水引】(みずひき)の結び方の種類と意味、選び方
どうもこんばんは京都かみんぐです!
水引(みずひき)ってご存知ですか?さすがに知ってますか。紅白の紙で出来た細い糸のようなかざりのあれですね。私は社会人になるまで水引って名前すら知りませんでした。
水引は美しいし、社会人マナーとして知っておきたいのですがなんだかんだ色や種類があってよくわからない、そんな方におすすめの記事です。水引の結び方、種類、意味、そして選び方をまとめました。
だいたい水引って何?
水引(みずひき)は祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りで贈答品の包み紙などにかける紅白や黒白などの帯紐。贈答品や封筒に付けられる飾り紐のことで、その形や色により様々な使い分けを行う。もしくは、飾り紐などに使われる紐。また飾り紐としてだけでなく、鶴や船などの置物や髪飾りとしても使用される。
引用:水引 - Wikipedia
Wikipediaによるとそうらしいです。というかそうですね。
水引の種類
まずは水引の種類から紹介します。
結び切り(むすびきり)
なんというか一番オーソドックスな見た目の水引ですね。
簡単に解けない結び方なので「一回きり」の意味があります。なので結婚式やお悔やみに使われる結び方の水引です
あわじ結び(あわび結び)
あわじ結びの水引は上で紹介した「結びきり」の一種類で、同じく解くのが難しいので「一度きり、二度とない」の意味があります。
蝶結び
シューレースでもおなじみの結び方ですね。「何度でも結び直せる」ことから何度でもあってほしいという意味があります。具体的には婚礼以外のお祝い事はほとんど蝶結びを選びます。
水引の色の意味
赤白(紅白)の水引
婚礼以外のお祝い事に使います。出産祝い、入学祝い、卒業、就職などの慶事ごとに使用します。
金銀の水引
婚礼のお祝い事に使います。赤白よりも豪華で贅沢なので結婚祝い、結納などのおめでたい慶事ごとに使用します。
黒白の水引
仏式法要、弔事などに使います具体的にはお通夜やお葬式などで四十九日までは黒白の水引が一般的だと言われています
双銀(銀銀)の水引
お香典や御供、お坊さまへのお布施に使います。
黄白の水引
弔事に使います四十九日以降は黄白の水引と言われていますが、京都などの関西圏を出ると使わないらしいですね
水引の本数
5本の水引
一番ポピュラーなのが5本の水引です。各お祝い事、慶事に使えます
10本の水引
主に婚礼関係の水引に使用します。夫婦の両家が手を結んでるさまを表しているといわれています
7本の水引
5本の水引よりも丁寧なものが7本です。
5本を使うか7本を使うかは、使うタイミングや中身の金額によって決めるのが良いかと思います。
熨斗(のし)の有無
金封の右上についている六角形のあれです。熨斗飾りや飾り熨斗なんて呼ばれます。
贈り物をするときに付けますが、鮮魚や鰹節なんかのお魚の贈り物には付けません。生もののお供えをしてはいけない仏前へのお供え物にも使用しません
終わり
以上、水引の種類や選び方についての紹介になります。ただし地域や状況によって異なることも大変多いので、可能であれば近くの典礼用品屋さんでどうするのが一番いいのか伺ってから購入するのが吉です。
ではまた。