【京都観光】鳥獣戯画が見たいなら「陶板名画の庭」が絶対的おすすめ
おはようございます京都かみんぐです。
日本最古の漫画として有名な鳥獣戯画はご存知の通りとても長い絵です。今回は京都観光で鳥獣戯画を見たいなら京都北山の陶板名画の庭が断然おすすめな理由をご紹介します。
本物の鳥獣戯画はどこでも見れない
鳥獣戯画の本物がどこで見れるかと聞かれたら本物は特別な機会でないと見れないのです。鳥獣戯画は全部で4巻存在していまして、そのうちの甲巻・丙巻は東京国立博物館に乙巻・丁巻は京都国立博物館に保管されています。つまり展示はされていないのです。本物の鳥獣戯画は非公開になります。
高山寺にあるものは偽物
嘘です。嘘。冗談です。偽物というと語弊がありますが高山寺に今ある物は鳥獣戯画のレプリカです。鳥獣戯画は本来高山寺に所蔵されていたそうですが今高山寺で見れる物はレプリカです。
高山寺は遠い
どうせどこに行っても本物の鳥獣戯画を見れないのにわざわざ遠くの高山寺まで行くのはちょっと、という方もいるかもしれません。高山寺の住所は右京区で一見、京都の中心街に近いかと思われますが京都の西の端高雄よりもさらに向こう側で京都の観光スポットから大きく離れています。
一方、陶板名画の庭は京都市左京区にあり比較的京都の中心から近いです。隣には京都府立植物園もあり、目の前に地下鉄の出口があるのでアクセスもかなり良好です。
陶板名画の庭の鳥獣戯画は2倍
陶板名画の庭にある鳥獣戯画は原寸サイズではなく原寸の2倍の大きさになっており見応えがあります。さらに陶板なので間近で見ることができます。てか触れます。
陶板名画の庭には展示物が他にもある
陶板名画の庭にはモネの睡蓮やミケランジェロの最後の審判、ダヴィンチの最後の晩餐なんかの展示物もあります。
陶板名画の庭の鳥獣戯画のデメリット
逆に陶板名画の庭にある鳥獣戯画のデメリットもご紹介します。陶板なので当然紙のような質感のリアルな物を見ることは出来ません。原寸の倍サイズなので本物に忠実な絵として見たい方にはちょっとおすすめできないかもしれません。
さらに陶板名画の庭にある鳥獣戯画の陶板は甲巻・乙巻のみ。残り2巻はありません。もちろん高山寺のレプリカにはあります。
まとめ
- 陶板名画の庭にある「鳥獣戯画」の陶板は倍の大きさで作られている。
- 甲巻・乙巻のみの展示で丙巻・丁巻の展示はしていない。
- アクセスのしやすさは陶板名画の庭
と、こんな感じでしょうか。なんだかよその宣伝みたいになってしまいましたね。私が左京区の出身で地元が近いということもあり、たまに一人で足を運ぶほど好きなスポットなんです。タイミングによりますがこじんまりとしていてそれほど人で溢れ返っている訳でもなく静かなので個人的にすごく好きです。建築構造もなかなか特徴的でおもしろいんですよ。
高山寺は遠いとはいえ、世界遺産ですから鳥獣戯画以外にもたくさんの見所がありますよ。