なぜ祇園祭を鱧祭りと言うのか 実際には誰も使わない祇園祭の呼称
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こんにちは。京都かみんぐです。
今年2018年ももうすぐ観光都市京都でも一番盛り上がると言っても過言ではない時期『祇園祭』が開催されます。
京都に住んでいない方のために念のため軽く説明すると、祇園祭は京都三大祭りの一つで7月中いっぱい開催される夏祭りです。子供達は宵山(16日)や宵々山(15日)などに出る夜店屋台目当てに祇園祭に行くのが定番。もちろん私も子供の頃は行きましたよ。
ちなみにこの宵山(よいやま)というものですがクリスマスイヴのイヴみたいに前日、前々日は宵々山、宵々々山と増えていきます笑
さて、前置きが長くなりましたがこの京都祇園祭ですがなぜか鱧祭りと呼ばれているんですよ。実際、誰も使ってませんが…
今回はなぜ鱧祭りと呼ばれるのか調べてみました。
そもそも京都市って海ないやん
そもそも鱧(ハモ)って川魚なのか、海魚なのかそれすら知りませんでした。ウナギっぽいから川ですか?ウナギって浜名湖にいるんだから川の魚ですよね?多分。
と、思いきや鱧(ハモ)は海の魚、しかもウナギは海と川を行き来する魚だったみたいです。
で、なんで海の魚が京都で有名なのかという話なんですが、どうやら「鱧は丈夫なので遠くから運んできても新鮮」だという理由から鱧は京料理によく使われるらしいです。
単純に鱧の旬だから鱧祭り
京都で鱧の理由はわかりました。じゃあ次は何故、祇園祭を鱧祭りと呼ぶのかについて調べてみました。どうやら単純に
鱧の旬の時期の祭りだから鱧祭り
だそうです笑
マジですか。実は私が知らないだけで祇園祭中に鱧を食べまくる行事なんかが組み込まれたり、本来は土用の丑みたいな感じで鱧を食べる祭りだった、みたいな話があるんじゃないのかと期待していました。
まさかただの旬の時期と被るからというだけで鱧祭りという名前がついていたとは。
ところでハモって美味しいの?
これだけじゃ記事が持たないので鱧の味についてもご紹介。
京料理に使われることで有名なハモですがどうやら関東の人間はハモを食べないそうですね。そんな関東の人たちのためにハモの味についてお教えしましょう。
ハモは美味しいです
一言で言うとハモは美味しいです。定番は梅肉をつけて食べるハモの落とし(湯引き)やハモの天ぷらだと思います。味は淡白な白身魚によく似た味ですが食感が特別です。
通常の白身魚のようにボロボロと崩れず、固まってるっていう表現が適切でしょうか。
ただ当然ハモにも当たり外れがあるんですよね、多分。昔料亭に連れて行ってもらったときの味が忘れられず、毎年スーパーで買ってきて、一生懸命骨切りをしても料亭で食べたハモとは全然違うんですよ。正直言って安物のハモは味のないゴムのようなもの…
京都で美味しい鱧料理が食べたいならしっかりとしたお店に行く事をおすすめします。
まとめ
ということでした。そんな祇園祭ですが京都かみんぐは2018年も山伏山での出店を行います。祇園祭にお越しの際はぜひとも山伏山にも足をお運びください。山伏山限定の商品も多数販売していますよ。